商品とは?
「商品」は、会社が販売するために仕入れたモノ(製品や物品)のことをいいます。
つまり、買ってきて、それを売ることによって利益を得るものです。
■ 商品を使うのはどんな業種?
「商品」は主に小売業や卸売業(=物を売る商売)で使われます。
例:
- 本屋が仕入れた本 →「商品」
- 洋服屋が仕入れた服 →「商品」
- 電器屋が仕入れたテレビ →「商品」
※自分の会社で作ったモノを売る場合は「製品」という別の勘定科目になります(主に製造業)。
■ 商品の仕訳例(仕入れ・売上)
① 商品を仕入れたとき(掛仕入れ)
10万円分の商品を掛けで仕入れた場合:
(借方)仕入 100,000 /(貸方)買掛金 100,000
※「掛け」とは、後で支払うという意味です。
② 商品を販売したとき(掛売上)
15万円で商品を掛けで販売した場合:
(借方)売掛金 150,000 /(貸方)売上 150,000
このとき、「商品」勘定は使いません。売上を上げるときは「売上」勘定を使います。
③ 期末に棚卸し(在庫がある)場合
会計年度の終わりには、売れ残っている商品(在庫)を数えます。
例えば、期末に5万円分の在庫があるとしたら:
(借方)商品 50,000 /(貸方)仕入 50,000
この処理は少し複雑なので、専門家のサポートがあると安心です。
■ 注意点
① 消費税の取扱いに注意
「商品」は仕入れた時に課税仕入にできます。
② 商品の棚卸し(在庫管理)が重要
正しい在庫数や金額を把握しないと、利益が大きくズレてしまいます。年に1回は棚卸しを行うのが基本です。
③ 製品との区別
商品=仕入れてそのまま売るもの
製品=自社で作ったものを売る
この違いで使う勘定科目が変わります。