買掛金とは?

買掛金とは、商品やサービスを仕入れたけれど、まだ代金を支払っていない状態の「未払いのお金」のことです。
簡単に言えば、「ツケ払い」のようなものです。


どんなときに使うの?

たとえば、お店をやっているAさんが商品(たとえばお菓子)を100個、取引先の会社から仕入れたとします。でも、代金の支払いは翌月にする約束だった場合──このとき、まだ払っていない代金を「買掛金」として記録します。


仕訳の例

例1:商品100,000円を仕入れて、支払いは翌月とした場合

日付借方(左側)金額貸方(右側)金額
4/1仕入100,000円買掛金100,000円
  • 借方:仕入 → 商品を仕入れたので「費用」が増えます。
  • 貸方:買掛金 → 後で支払う「義務(負債)」が増えます。

 

例2:後日、買掛金を銀行振込で支払った場合

日付借方(左側)金額貸方(右側)金額
5/1買掛金100,000円普通預金100,000円
  • 借方:買掛金 → 未払いの義務が減る(帳簿から消える)
  • 貸方:普通預金 → 銀行からお金を出した

✅注意点・ポイント

  1. 発生主義で記帳する
     会計では「商品を受け取ったタイミング」で費用を記録し、「お金を払ったタイミング」ではありません。買掛金はこの「時間差」を整理するための勘定科目です。
  2. 負債の一つ
     貸借対照表(B/S)では、負債として扱われます。将来、現金・預金を使って支払う必要があります。
  3. 仕入先ごとに管理が必要
     どこからどれだけ仕入れて、どれだけ未払いなのか、取引先別に管理しておくことがとても大事です。取引先ごとに補助科目を設けるとよいでしょう。
  4. 未払金との違いに注意
     買掛金は商品や原材料を購入したときに使用しますが、未払金はそれ以外のサービスや固定資産などを購入したときに使用します。