消費税 飲食や小売なら売上は積上でやりましょう

今日は飲食店や小売業のように客数の多い事業で節税になるお話です。

消費税の計算方式には積上計算と割戻計算の2つの方式があります。

積上計算は1つ1つの請求書等に対して計算される消費税額を文字通り積上げて消費税額を計算します。

例えば1個93円(税込み100円)の商品を100個売ったとしましょう。

積上方式の場合には消費税額は以下のように計算されます。

 @7円×100個=700円

一方、割戻方式の場合は以下のように740円となります。

 100円×100個×8/108=740円

このように積上方式の方が40円消費税額が少なくなります。

 ですので売上は積上方式で計算し、仕入(経費全般)は割戻方式で計算すれば消費税の納税額は抑えられるわけです。BtoBのように取引数が少なければ影響は殆どありませんが(むしろ不利になることもあり得ます)、飲食や小売りのように客数の多い(売上取引数が多い)事業ではそこそこ差がでるでしょう。

 2023年9月までは売上を積上、仕入を割戻という一番お得な方式を採用することができますが、2023年10月以降は売上が積上なら仕入も積上が強制されますので注意してください。

 

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