経営者保証を外すには② 経営者保証ガイドラインの3要素

 今回は経営者保証を外すだけではなく、融資を通りやすくするために必要なことを書いていきます。経営者保証を外すには金融機関が納得してくれるような状況を時間をかけて作り上げていく必要があります。そういう状況を作り上げれば自然と融資も通りやすくなります。

では、それはどういう状況なのか?

前回ご紹介した「経営者保証ガイドライン」に以下の3つが記載されています。

 

 ①法人と個人の関係の明確な区分、分離

   要するに法人と役員の財布をきちんと分けるということですね。特に法人から役員への貸付金はNGです。

  貸す側の金融機関は融資をしても役員に流用されてしまうのではないかと疑います。同じ理由で立替金や

  仮払金で役員に対するものはマイナス要因です。徐々にでも良いのでこれらの残高を減らすようにしましょう。

  前期よりも減少していれば大分印象はよいですよ。

 ②財務基盤の強化

   これは当然と言えば当然ですが、財務体質は重要です。特に債務超過の場合には大きなマイナス要因になりま

  す。

 ③適時適正な情報開示

   借入先の金融機関に対して定期的な情報開示を行いましょう。

  できれば3か月に1回、「試算表」「資金繰り表」「事業計画書」の3点セットを持って金融機関に状況説明

  に行きましょう。

 

 以上の3つを堅実に実行していきましょう。

そうすれば状況は必ず改善されていきます。

 

●本記事は内容を分かりやすくするため、敢えて詳細な要件などは省略していることもございます。

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