経営者保証を外すには① 過剰保証になってませんか?

中小企業では昔から変わらず金融機関から借入をする際は経営者保証を付けるのが当たり前となっています。この経営者保証は経営者に対して過度の負担を強いることになり、以前から様々な弊害が指摘されていました。近年、後継者不足に悩む企業が増加していますが、これについても経営者保証が大きな足枷になっています。なんと会社を継ぎたくない理由の7割が「経営者保証も引き継ぐことになるから」なのです。

これは何とかしなければいけないということで約5年ほど前に「経営者保証ガイドライン」という指針が中小企業庁と金融庁の主導で公表されました。これを境に無担保・無保証での融資も増加傾向にあります。

 

 では「経営者保証ガイドライン」を利用して保証を外すにはどうすればよいのかを、これから数回にわたってポイントを解説していきます。

まずは状況把握です。

借入金とその担保と保証をきちんと把握しましょう。

無駄な保証はありませんか?

例えば融資額5000万円に対して価値が3000万円の不動産を担保に入れ、さらに経営者の個人保証を5000万円付けているケース。これ明らかに保証が過剰ですね。不動産担保で3000万円カバーしているのですから、個人保証は2000万円でOKなはずです。このような案件があれば金融機関の担当者に個人保証の金額を引き下げることはできないか交渉してみましょう。

 

●本記事は内容を分かりやすくするため、敢えて詳細な要件などは省略していることもございます。
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