「商品」は、会社が販売するために仕入れたモノ(製品や物品)のことをいいます。
つまり、買ってきて、それを売ることによって利益を得るものです。
「商品」は主に小売業や卸売業(=物を売る商売)で使われます。
本屋が仕入れた本 →「商品」
洋服屋が仕入れた服 →「商品」
電器屋が仕入れたテレビ →「商品」
※自分の会社で作ったモノを売る場合は「製品」という別の勘定科目になります(主に製造業)。
10万円分の商品を掛けで仕入れた場合:
※「掛け」とは、後で支払うという意味です。
15万円で商品を掛けで販売した場合:
このとき、「商品」勘定は使いません。売上を上げるときは「売上」勘定を使います。
会計年度の終わりには、売れ残っている商品(在庫)を数えます。
例えば、期末に5万円分の在庫があるとしたら:
この処理は少し複雑なので、専門家のサポートがあると安心です。
この違いで使う勘定科目が変わります。